初心者向け書道手本 – 現代書道の筆耕の書き方

hanafuzi

5か月前

「初心者向け書道手本」現代書道　筆耕の書き方

イメージ図です。ぼくじゃありません。

著者：きりもじや（https://hanafuzi.com/）

概要:考え方

書道と一言で言っても、その表現方法は多岐に渡ります。
私は30年間書道に携わり、
20年以上筆耕の仕事を続けてきました。
封筒の宛名書きや賞状、のし袋、お礼状など、
様々な用途の文字を書き続けてきました。

筆耕: 封筒の宛名書き、賞状、リボン胸章、のし袋、お礼状代筆、桐箱書き
看板: 葬儀場のメイン看板、案内看板、捨て看板、骨壺書き、ご位牌書き
飲食店: メニュー、お品書き、看板、贈答用お名前書き
など、様々なご依頼をいただき、お客様の想いを形にしてきました。

また、書道家としては、読売書法展、毎日書道展、三鼎書道展などに出展し、
数々の賞を受賞しています。

長年の経験から、
私は「書道は時代と共に変化する」
ということを実感しています。

例えば、昭和初期の手紙ですら、
現代の私たちには読み解くのが難しい場合があります。
ましてや、明治、江戸、鎌倉時代と遡れば、さらに解読は困難になります。

これは中国でも同様です。

漢字の起源である中国においても、
書道の基本とされる明、清、唐時代の書は、
現代の文字とは異なる形をしています。

しかし、これらの時代の書には共通点があります。
それは「力強さ」です。

そのため、書道を本格的に学ぶ際には、
まず中国や日本の古典、
特に力強い筆致で知られる碑文や手紙の
臨書から始めることが一般的です。

では、私たちが現代で
書道をする意味とは何でしょうか？

それは、**「令和の時代に生きる人々に、自分の想いを伝える」**ためです。

美しいだけの書では、
人の心を打つことはできません。
相手に伝わる書であることが大切です。

もちろん、芸術書道においては、
デザイン性も重要な評価基準となります。
しかし、それはあくまでも書道の基礎を
踏まえた上での話です。

初心者の方が、
いきなり芸術書道に挑戦しても、
思うように上達することは難しいでしょう。

そこで、私は30年以上書道に携わってきた経験をもとに、
初心者の方が迷わずに書道を習得できるよう、
「遠回りしない、効率的な書道の学習方法」
効率的な学習方法をお伝えしていきます。

今あなたは、令和の書を書いていることになります。
令和の人たちに伝わらないと、
いくら美しくても、現代の人々に伝わらなければ意味がありません。
文字は、人が書いて、読んで、伝えるためのものです。
但し芸術書道になるとそういった基本がわかっていて
書いているわけですからデザイン性で判断されます。

初心者、中級者のあなたにはこのような
概略を理解していただいた上で
練習されて方が効率が良いです。

そこで、私は30年以上書道に携わってきた経験をもとに、
初心者の方が迷わずに書道を習得できるよう、
効率的な学習方法をお伝えしていきます。

このサイトでは、**「令和の書道」**を完成させるための
ノウハウを惜しみなく公開していきます。
一緒に書道を楽しみながら、
あなたの想いを表現する喜びを分かち合いましょう。

書道の基礎知識: 書道に必要な道具、心構え、美しい文字を書くための基本点画を習得できます。

ひらがなの美しさ: ひらがなの特徴と書き方のコツを掴み、美しいひらがなを書けるようになります。

漢字の基礎力: 漢字の構成、バランス、書き順を理解し、正しい漢字を書けるようになります。

作品作りの実践: 作品例を参考に、レイアウトや装丁など、作品作りに必要な知識を習得できます。

さあ、本書を手に、
あなたも一緒に令和の書道の世界を探求しましょう。
そして、自分自身の感性を活かした、
魅力あふれる書を生み出してください！